機動戦艦ナデシコ

princess of darkness









ACT−♯04 大気と言う名の壁を越えて















あれからナデシコはあの場を脱出。

トビウメも事後処理等のせいか、こちらを追跡してくる事もなかった。

なお、キノコ(ムネタケ)の事であるが、あの菌類はユリカとプロスペクターがこちらに戻ってくる際にトビウメに置いて来た。

無論、その部下も含めてである。





―――そして、ナデシコは大気と言う名の壁を越えるため空に船頭を向けた。

しかし大気と言う名の壁を越えるためには、その前にもう一つ大きな壁がある。

地球防衛ラインの事だ。

その防衛ラインは、細かく分けると6つに分類される。



先ずは大気圏内戦闘機による迎撃……第六防衛ライン。

次に地上からの宇宙艦艇による迎撃……第五防衛ライン。

更に地上からの対空ミサイルによる迎撃……第四防衛ライン。



だが、この3つの防衛ラインはナデシコにとって脅威とはなりえない。

本来なら、第五防衛ラインでの妨害も予測していた。

だが地球上に点在するチューリップの活性化により、事実上無力化されている。



それを越えると、成層圏あたりで宇宙ステーションからの機動兵器『デルフィニウム』による攻撃が行われる。これが第三防衛ライン。

更に、低高度衛星軌道上で待ち構えている大型ミサイルランチャーでの迎撃……第二防衛ライン。

そして最大の壁が、高高度衛星軌道上の核融合炉を使用したバリア衛星でのバリア網による防御……第一防衛ライン…通称『ビッグバリア』と呼ばれる代物である。



そのビッグバリアは、外宇宙から来るチューリップには余り効果がない。

だが、今のナデシコのように外へ出ようとするものにとっては迷惑極まりない代物なのだ。

加えて大気圏外で真価を発揮する相転移エンジンをメインエンジンとして搭載しているナデシコは、大気圏内では相転移エンジンも真価を発揮出来ない。

結果的に、ディストーションフィールドも必然的に弱体化せざるをえないのだ。




当然、そんな障害に真正面から当たる必要もない。…そのはずだったのだが。



ビッグバリアを解除してもらうために宇宙軍総会会場に直接通信を繋ぎ、総司令に直接頼もうと試みてはみたのだ。

そこまでは良かった。

だが、晴れ着を着た一介の女性艦長による一方的な要望が通るわけもない。

この辺りは他にやりようもあったはずなのだが……。

結果的に、艦長であるユリカの行動は火にガソリン…そんなものでは足りない、ニトロを注ぐ事になり…宇宙軍議会は全力を持ってナデシコ捕縛……いや、撃墜を決意。

ナデシコは防衛ラインへのガチンコ真っ向勝負を敢行する事となったのだ。



その交渉を担当した……いや、原因を生み出した若き艦長は愛する『過去のセレス』の元へと突っ走る。

『過去のセレス』はというと、同室の友人とゲキガンガーを見て号泣。

そして我等がセレスさんはというと……。



「……ぐぅ…」

部屋で寝ていたりする。

しかし、あの『黒の皇子』がちゃんとベッドの上で寝てる所を見ると、多少は昔に戻り始めているのかもしれない。

ただ、この格好はどうだろうか?

『男物のワイシャツにぶかぶかのジーパン、下着は無し』(ぉ

ウリバタケから貰ったと言うにしては中々まともな服ではあるが……女性が身につけるものとは到底思えない。

どうやら、未だ女性の身体を意識してはいないようだ。

「ん……ん〜……」

当の本人は、全く意識していないのだろう。

寝返り打ちながら色っぽい声を立てている。



だが、それほど長く安眠できるわけもない。



ポンッと言う音ともに、ウィンドウが1つ…セレスの顔の真正面に現れた。

ウィンドウに映っているのはルリだ。

『セレスさん、出番ですよ〜…って。熟睡してますね……はぁ…』

軽くため息をつくルリ。どうしてこの人は、こうも緊張感に欠けるのだろうかと、その無表情な顔に大書しているようだ。

そのため息に反応したのか、もそっとセレスが起き上がった。

「ん……何だ…ルリ…?」

寝惚け眼でルリの相手をするセレス。これ程深く熟睡するとは…やはりだんだんと昔に戻っているようだ。

『そろそろ第三次防衛ラインに突入します。ですからエステのパイロットの皆さんの出番です。』

「あぁ…分かった、今から格納庫に向かう」

『お願いしますね』

ルリの一言を最後にウィンドウは閉じる。…その視線が起き上がったセレスの胸に注がれたのはご愛嬌。

「さて…向かうとするか……」

そんな視線にも気付かず、セレスは立ち上がり格納庫に向かって歩き出した。

ただ、セレスは寝惚けているせいか、自分の格好の事をすっかり失念している。…その刺激的な格好を。





「よーし、エステを2機共空戦フレームを着せろー!」

「「「「「おぃーっす!」」」」」

整備班各員は忙しなく働き蟻の如くに動き回っている。

そんな中で女王蟻………もとい。ウリバタケは各員に指示を出していた。

蟻の巣のように………いや、蜂の巣のような騒がしさの中で、別の意味で騒がしい者もいる。

「くぅーっ、こんどこそ俺が活躍する出番だぜ!」

「まぁ、前回はあんなんだったしな…」

ヤマダ・ジロウことダイゴウジ・ガイと、『過去のセレス』ことテンカワ・アキトは既に耐Gスーツを着込んでいた。

どちらもやる気満々と言った感じだ。

「前回は前回だ! それに今回はこの俺が考えた取って置きの作戦がある!」

「作戦?」

「ふふん、名付けて『ガンガー・クロス・オペレーション』だ!」

「『ガンガー・クロス・オペレーション』?」

「おう! アキト、お前だけに特別に先に教えてやろう!」

ガイが胸を叩いて自慢げに説明しようとしたその時…。

「やめとけ…B1タイプの無駄だと思うぞ。」

セレスが興味なさげにガイの後ろから声をかけた。

アキトはその声の主を確かめようと視線をやり…ガイはセレスに反論しようと思い振り向き…。

「あ、セレスさ……」

「何でだ……」

そのままの姿勢で固まってしまった。

彫刻と化した二人を無視しつつ、セレスは当然の如く説明を始める。

「何でって、B1出した瞬間に撃墜されるだろうし、大体仮に成功したとしても帰還はどうする……って、どうした?」

そこで初めて2人の……いや、周囲の視線を集めている事に気付いた。

「……何で皆私を見てるんだ?」

「―――――――――」

「―――――――――」

セレスの質問も聞こえないのか、2人はじっとセレスの胸元を見て黙っている。

「……?」

セレスは不思議に思い自分の胸元を見た。

視界の中に、84という豊満とは言いがたいものの、れっきとした女性のシンボルが映る。

「……あ、着替えてくるの忘れてた」

そうなのだ。

彼女は先程寝ていた時の格好のまま、格納庫まで来ていたのだ。

周囲からの視線もあっただろうに…いや…誰ともすれ違わなかったのだろうか…。

改めてその格好を言い直すと……。



『男物のワイシャツにぶかぶかのジーパン、下着は無し』



………という、一般的な男性であれば、誰しもが反応するような素晴らしい格好だ。

だが、当の本人は全く意に介していない。…この辺りの意識の希薄さは、さすが元男性と言った所か。

「…まぁ、いいか」

その一言で済ませて、耐Gスーツを着込む為に移動しようと振り向いた時、ワイシャツの裾が資材に引っかかった。

当然、そのまま引っ張られたワイシャツがはだける。

それにより……。

「「「「「「「「「あ」」」」」」」」」

セレスの柔らかそうな片乳房が見えるのは仕方がないことなのだろう。

「ふん!」

だがセレスはそんな事も気にせずワイシャツを引っ張った。

当然、その力に耐えかねたワイシャツは一部が破れてしまう。

かなり乱暴に自由を得ると、セレスは資材の影に隠れていった。

「……う…」

数瞬の間を置いて、整備班の一部が呻き声をあげる。

「うおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおっ!!!!

生きててよかったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」


呻き声は怒号に変わり、整備班の絶叫が格納庫に木霊した。


















ところ変わって宇宙ステーション「サクラ」…。

ここでは地球防衛ラインを突破中のナデシコの様子が流れていた。

映し出されているナデシコは、ディストーションフィールドと言う傘を張りながら、

ミサイルの雨をただひたすらに突き進んでいる。


そして、その様子を睨む様に見続ける男が居た。


そう。


ナデシコ内ではフクベ、ゴートと並んで口数&出番が少なく、いつの間にか死亡説さえ流れてしまっている僕らの脇役、アオイ・ジュンその人である。




「あぁ、僕ってなんて出番が少ないんだろうか…」




嘆く彼の体は今、メディカル・ルームのベッドに横たわっている。

何故か?

彼の身体が弱そうとか、線が余りにも細すぎる為の緊急チェックとか言う訳ではない。

彼の身体には異常はない。……なら何故か?(二回も聞くな)





彼は今、一世一代の大仕事(いいすぎ)をしようとしているのだ。





医者らしき人物が注射針のようなものの切っ先を見つめた後、ジュンに問うた。

……このご時勢に、注射器である。


「本当に…いいんですか?」


別にヒロポン(死語)覚せい剤をヤろうとしているわけではない。

IFSのナノマシンを注入しようとしているのだ。

だが、IFSをつけるのに何故こんなにためらうのか?

理由は簡単である。

IFSは本来作業などに使うものであるが、お偉いさんは才能の無い者や職にあぶれた者達が使うものだと思っているらしい。

エリート肌の人間はIFSを偏見視しているのだ。

だが、生活に追われた惑星コロニーの住民が多用しているのも事実である。

結局問題とになっているのは、人間の本質という事だろう。


「覚悟は出来ています」


ジュンが目を閉じ静かに体を横たえている。

彼の中では既に決着がついているのだろう。…その雰囲気に迷いはない。


「ですが……」


そんなジュンに対し、精一杯の敬意を表し、注射をとめようとするのだが…。

ジュンはそんな言葉には耳を貸さなかった。


「貸してください!!」


医者の手から注射器をひったくると、自分の首に押し当てた。

脇役の熱血は時としてヒステリーに見えるのは気のせいじゃないだろう、

たぶん、きっと…………。




「ぅ…!」




アオイ・ジュン、20年の短い生涯であった(え?












いえ、別に死んでないけどさ。
















おい!



















さて、ところ変わってナデシコでは。

女性陣からの必死の勧めもあって、セレスは下着を着用させられていた。

もちろん、胸の大きさがほぼ同じくらいのユリカの下着が良いといわれたのだが、セレスの猛反対(焦りが入った)で「やはり」ウリバタケのコレクションから頂いた。

男物の「ノースリーブのTシャツ」「ピチピチなスパッツ」である。

だが胸があるせいで、基本的に小さいサイズの服は、「胸だけ」が隠れるへそだしルック

となってしまうのであった。

彼女はその格好で制服やパイロットスーツを着る。

どっちにしたって体のラインが「くっきり浮き出る」のには代わりがないのだ。





嗚呼!なんと嬉しい嘆かわしいことか!





「で、ヤマダ「ガイだ!」零戦自爆特攻「ガンガー・クロス・オペレーション!」作戦はどうするんだ?」



セレスの辛口な批評に少々言葉を詰まらせるヤマダ「ガイ!ダイゴウジ・ガイ!!」

作者の説明にも横槍を入れるヤマ「ガイだ!!」

正直言ってむさ苦しいヤ「ガァイ!!」

…静かに。

食品会社の名前になってきたから。








で、ガイは格納庫の床に座り込んだ。

「別にお前の作戦が悪いんじゃない。時と場合で言うと、ミステイクなだけさ」

そう諭しながら、セレスもガイの隣に体育すわりで座る。

「だけど、一つ覚えておけ」

セレスは空戦パーツと遠距離パーツを換装されている最中の自機を見上げ、言った。

「ヒーローは必ず帰ってこなければいけない、敵が強くても」

無表情のまま続ける。

「その為には自分だけのことを考えていてはだめだ」

零に装着されるL.B.R.G.U。

「ヒーローは死んではいけない、だから敵を全力で倒す。最初からな」

巨大な機械音がこだまする。

「でもよ! それじゃ…」

「天空ケンだってゲキガマシンだけじゃ戦わないだろ?
 万が一それで出てきてもドラゴンファイターLは倒せやしない、
 ゲキガンガー3のゲキガンヌンチャクがなかったらアレには勝てないんだ」

ガイの言葉をさえぎり結構ディープなことを淡々と述べるセレス。

「…解った」

「ああ」

「もう、一人で勝手なことはしねぇ、約束するぜ、それがヒーローだからな」

ガイの力強い言葉を聴き、セレスは頷いた。

「ああ。(こんなバカにB1を駄目にされたらもったいないじゃん)」

これ以上ないくらいに微笑むセレス……心の内はこれ以上無い位腹黒い奴であった。





次の瞬間、アラートが艦内に鳴り響く。

そして、パイロットたちの眼前にはルリのウィンドウが表示された。


『パイロットの皆さん、デルフィニウム九機、宇宙ステーション”サクラ”から発進を確認、出撃お願いします』













「ユリカ…僕は、僕は君を止める!!」


さてさて、サクラから編隊を組んで飛び出してきたジュン達。

なんで初心者なのにデルフィニウムが使えるかは察しの通りである。

「IFSつけてりゃぁ、『ド』が付く素人でもロボットの一つや二つ楽勝にうごかせらぁ!」

の言葉どおり、『ド』が付く素人のジュンでも一応は動かせちゃったりするのだ。









ホント、便利だよね。









『ブースターは30分程度しか持ちません、危なくなったらすぐ戻ってきてください』


人の熱血をさえぎる男は整備班らしき宇宙服を着込んでいた。


「……」


だが、ジュンは無言で回線を閉じる。

熱血をさえぎられたことによる報復だったのだろうか。











「重力カタパルトに接続を確認、針路クリア、発進、どうぞ!」


「ぃよっしゃぁぁぁ!!!!!!!!」


火花を撒き散らしながら宇宙空間に飛び込むガイの空戦フレーム、

そして、その後から続くアキトの空戦フレーム。

「重力カタパルト接続、針路クリア」

そこで妙に口ごもる整備班の男。

「早くしろ。」

セレスがせかすように言う。

「発進どうぞ!」

その声を確認し、セレスは手に力を込める。

すると、ゼロは凄まじいスピードで宇宙空間に飛び出していった。











「ひぃ、ふぅ、みぃ…ざっと9機か、アキト! ガイ!」

セレスが二人に指示を飛ばすため回線を開く。

「はい! なんでしょ「ガァァァイ! スゥゥゥパァァァァ! ンナッパァァァァァ!!!!!!」」

だが、アキトの言葉を遮るようにガイの咆哮が轟き、デルフィニウムが一機、爆発した。

「あの馬鹿…、アキト! お前は中距離でライフル射撃援護だ、私は遠距離からしとめる!」

「了解!!」

アキトは返事と共に散開し、持っているライフルで援護を始める。

セレスはL.B.R.G.Uで既に一機デルフィニウムを落としていた。

しかも、コックピットを避け、ブースターだけを狙ってである。





「流石に零のスペックは侮れないな、でも、近距離なら!」

ジュンは熱血気味に叫び、デルフィニウムのアームを展開させた。

『おらおらおらぁぁぁ!!!』

だが迫ってくるのはガイの空戦フレーム!

ジュンのデルフィニウムはそれを器用に避け、アームでガイの空戦フレームを捕らえた。

「もしかして、僕、すごい奴なんじゃ…」

なんか自己陶酔しちゃってるジュンであるが、それは違う。

相手がヘボかっただけである。








「捕まるなよ………」

セレスは面倒臭そうにそういいながら、L.B.R.G.Uでデルフィニウムを一機また一機と落としていく。

だが、必ずと言っていいほどデルフィニウムのパイロットは安全装置を使って脱出している。

彼女はそれだけの余裕を与えるように、デルフィニウムを攻撃しているのだ。

「どうする?ジュンを殺すか?」

それだけの腕を持っていながら、かなり怖いことを言い、精密射撃用スコープを取り出す。

だが、セレスは思い立ったようにそれを終い、踵を返しナデシコに向かった。









セレスの零が重力カタパルトから戻ってくる。

それを見て不思議がる者が殆どだ。

そんな中彼女はは零の拡声器を使い、指示を飛ばした。

≪ゼロのパーツを換装してくれ!一分でだ!≫

パイロットの要望に応えない訳にも行かないのだが…。

コミュニケに映ったセレスの胸を見ながら先ほどの光景を思い出す整備班一同。

中には鼻血を噴いてるものも居る。

だが、そこはナデシコのクルー、言われたことはきっちり行う。


ゼロの装備が一瞬にして取り払われ、中距離パーツと近距離戦闘用パーツ、砲戦パーツとがセッティングされた。








とまぁ、こんなことがナデシコの中で行われているとはいざ知らず。

デルフィニウム隊隊長アオイ・ジュンはナデシコに通信をつなげていた。

『ユリカ!!』

「ジュン君!?」

まさか脇役級のジュンが画面いっぱいに出てくるとは思っていなかったのか、驚愕を禁じえないユリカ。

……それはそれで失礼な事なのだろうが、所詮…ジュンはその程度だという事だろう。

『ユリカ! 今からでも遅くない! ナデシコを降りるんだ!!』

そんな事とは全く知らないジュンは必死に叫ぶ。

彼にしてみれば…まぁ、最初で最後の出番だという事もあるのだろうが、好きになった女の為…退くわけには行かなかった。

ところが。ジュンの言葉を否定する声が帰ってきた。

「私は、ここから動けない、だって…」

『だって?』








「降りろって言ったって、避難用のポッドの場所がわからないんだもん!!」









その声を聞き、愕然とするジュン。

当然だろう。ユリカの能力から考えて、まさか自艦の避難用ポッドの場所を確認していないとは思わなかったのだ。

彼にしてみれば、拒絶の言葉以外の何物でもない。

…本当の話、ユリカは真面目に場所を知らないのだが。

『な、ユリカ、君は…そこまでして来たくないのか!?』

「いいえ違うわ!本当に場所がわからないのよ!!」

かなり素である。

『ユリカ…』

心底悔しそうにするジュンを尻目に、ユリカは口を開いた。

「ジュン君、ごめん! 私は火星に行かなければ行けないの!」

その内『アンタ、コーディネーターだからって、本気で戦ってないんでしょ!!』とか聞こえてきそうな状況だが、これはナデシコである。

『…解った…』

ジュンが震える声を吐き出し、俯く。

『どうしても、どうしても来ないと言うなら、僕はこいつを殺す!!!』

そして唐突に、ヘルメットにひびが入ると思えるほど力いっぱいに叫んだ。











「どうぞ」

さらっと、無表情で言ってのけるユリカ。










「えぇえええええええええええぇぇぇぇぇえええええええええ!??!?!?!?!?!?!」

驚く一同。ま、当然だろう。













「と言うのは嘘で、ジュン君、どうしても駄目なの!?」

壮絶かつ非情なフェイント(半分は本気)をかまし、瞳を潤ませながらユリカが聞く。

既にデルフィニウムはジュンの機体しか残っていない。

『どうしてもって…君がそっちに居たら僕は君を撃たなくちゃならなくなる

「……!!」

あれ? どっかで聞いたような…。

『その辺にしておけ、ジュン』

そんな何かが混ざったような展開を遮り、セレスの零から通信が送られきた。

既にパーツの換装も終え、他のじゃまっけな機体も叩き落した後だ。

『君は…?』

ジュンは不思議そうにセレスを見た。

『好きな女の一人や二人、意に沿わぬ女を脅しで振り向かせようとするなんて、それがお前の正義か!? ジュン!』

あれ? どっかで聞いたような…。

『そうだよ! そんなにユリカが好きで、ユリカを守りたいなら、お前もこの船に乗ればいいんだ!』

叫ぶアキト。

『そして、副官として、守ってやればいい…』

静かにつぶやくセレス。

『そんな、僕は…』

戸惑いを隠せずに言葉を濁すジュン。

『あぁ! もうじれったい! おめぇは艦長が好きなんだろうが!』

アキトと同じように叫ぶガイ。

『だったら、お前がユリカの騎士となり、剣となれ!!』

セレスが強い意志を灯した瞳と、強い意思のこもった言葉をジュンに向けた。

『でも、僕を…こんなことをした僕を、皆は許してくれるのか?』

ジュンは気まずそうにユリカを見た。

「うん! ジュン君! 戻ってきて一緒に火星に行こう!」

ユリカは溌剌とした笑顔をジュンに向ける。

ジュンはその顔を見て泣き出していた。

『ユリカ…僕は…僕は…』

「良いんだよ、ジュン君が戻ってきてくれれば!」

諭すようにユリカは言葉を紡ぐ。

だが、鳴り響くアラートがその雰囲気を一瞬にしてぶち壊した。


「第二防衛ラインが発射されました、着弾までの時間、30秒」


ルリの冷静な声が場に透き通り、一同の精神を焦燥させた。

次の瞬間、白い機影がナデシコから離れていく。ジュンのデルフィニウムだった

それを追う様に零が黒い閃光になってなっていく


「この死にたがり屋がっ!!」


迫り来るミサイルに幾分か焦燥し、語気を荒げるセレス。

そして、IFSコネクタに置いた手が七色に光り輝いたかと思うと、

ナデシコの目の前で『盾』になったデルフィニウムをあっさり抜きさり、武装した武器を構え、照準をセットする時間もなく発射。

分裂する前の大型ミサイルに、腕が軋むほどの凄まじい連射でガトリングバルカンをピンポイントで叩き込み、

ミサイル一発が爆発すると、次々に誘爆していく。

そして誘爆を逃れ、分裂した小型のミサイルも逃さずガトリングランチャーとハンドガンで次々と打ち落としていく。

ミサイル一発にではなく、ゼロの弾一発に付き数発のミサイルが爆発していく。

それはミサイルの構造を良く理解したうえで掠めるように撃ち貫く弾丸の軌道。

これは精密な射撃能力と一瞬で極限まで高められる集中力。

それが備わったセレスだからこそ出来た芸当であり、わずか30秒も経たない内に第二時防衛ラインはその役目を終えた。














『俺は【剣】とは言ったが【盾】とは一言も言ってないぞ』


ジュンに短く通信をいれるとナデシコへと帰還していくセレス


残されたのは、ただマヌケに両手を広げたデルフィニウムと撃ち落されたミサイルの残骸。

そして、何が起こったか全く理解できていないアキトとガイだった。











「エステバリス全機収用確認、全員バリア突破に備えてくださ―い!!」


「相転移エンジン、核パルスエンジン、ディスト―ションフィールド共に出力最大。」


「いっけーーー!!」


最大出力のディスト―ションフィールドを張ったナデシコは赤く燃え、

ビックバリアを貫通していく

ぶつかった衝撃でビックバリアとディスト―ションフィールドの間に力場が形成されていく。

そして、ナデシコのぶつかった1ヶ所だけが段々と膨れ上がり、

耐えきれなくなったビックアリアの各部分は爆音とともに無残にも砕け散ってゆき、

障壁が無くなったナデシコは鳥籠から放たれた鳥のように大宇宙へと羽ばたいていく…












大気と言う名の壁を越えて、今、ナデシコは広い漆黒の海原へと旅立った…………………













あとがき兼座談会



しょうへい>さて、今回のPOD4話、「大気という名の壁を越えて」ですが・・・

八頭>私は、この話からの参加でしたね 

風倉>同じくですな

しょうへい>やずさんはこの話を改訂していただいてから過去のもやってもらったんですよね?(うろ覚え(ぉ

メフィスト>俺もここから参加。ってか、コレが始めてwebに載ったSS(笑)

しょうへい>え、メフィ兄これがwebはじめてだったん?

風倉>そういやメフィやんは投稿してないもんねぇ>メフィやん

メフィスト>いや、俺の作るSSは電波が多すぎて投稿できな(強制終了

しょうへい>的を射てるその自粛に乾杯【爆】

メフィスト>酷!(笑)←否定はしない奴

風倉>右に同じ♪>メフィやん(爆死

八頭>あっ私はこの4話の最後の骨組かいたんですよねぇ

風倉>最初の方は俺が・・・って事・・・ですよね?>しょうやん(ぉ

しょうへい>煩悩丸解り(爆笑

風倉>後、題名も俺が・・・だったよね?>しょうやん(マテBR>
しょうへい>そうよ(苦笑

風倉>いや〜、忘れてた(爆死

メフィスト>そうか、あの問題ありげな格納庫でのいざこざは風やんが(爆死)

八頭>題名風倉さんだったんですね。最後の所使わせてもらいましたよ 

風倉>げふぅ・・・メフィやんめ、痛い所を突いて来やがる(滝汗

風倉>OK、OK全然OKよ>八頭姉

しょうへい>っつぅかR指定かかるんじゃ?

八頭>どもです。でも・・結構、趣味な格好してましたねぇ(ニヤァ 

風倉>Σ( ̄□ ̄)エ、マジ!?>しょうやん 

八頭>でも、あれでRは取りにくくない?私はRだとは思わないなぁ>しょうへい 

しょうへい>これほど趣味に走ったナデシコ小説もあんまり無いだろうに(爆) 

風倉>ちなみに前回の座談会の中で発言されてた幾つかのコスプレ案ですが(ぉ

しょうへい>追加ですかい!?

メフィスト>そんなのあったの?(笑)

しょうへい>大いに結構ですが(おい)

風倉>アレはこの中の面子の意見も取り入れられてたんよね?>しょうやん

八頭>コスプレ案 

しょうへい>いえす、いえす、風やんにはたくさんもらったよ、悪電波。

しょうへい>あぁ、三話書いてからコッチ、穢れちまったなぁ、俺…(遠い眼

八頭>そういえば・・Yシャツ+ネクタイ(下は下着のみ)出したんでしたねぇ

風倉>うん、たくさんあげたねぇ・・・で、アレは全部実現させんの?>しょうやん 

メフィスト>今更何を(笑)>しょう

しょうへい>出す予定、外電も含めて50話は書きたい(苦笑

八頭>POD50も書くんですか!?

しょうへい>あぁ!酷い酷い!張本人がぁぁ!>メフィ兄 

風倉>わぉ(汗

メフィスト>そんな沢山煩悩出せる多いの!?

風倉>ま、この場の全員穢れてるからねぇ・・・俺も含めて(爆死

しょうへい>50>シナリオ上は26+4くらいで、外伝で20話は書く予定(俺個人で

八頭>なるほどぉ・・・かなり考えてますね

メフィスト>ふ〜ん、じゃその外伝に煩悩をつぎ込みまくると(爆死)

しょうへい>下手したら本編より外電の方が増えちまうという、クレイジーな小説(苦笑 

風倉>うん、ベリークレイジーだね>しょうやん(笑顔で

しょうへい>そういうことさぁ(爽やか>メフィ兄

八頭>こりゃ、私はまだSSで暴走してないよ?>風倉 

八頭>なんか・・皆さん煩悩凄く出てますねぇ(汗

しょうへい>外伝書きたい人は自由意志でかいていいよん>ALL

メフィスト>俺もしてないZE!?

風倉>・・・・・・・・・・・・・・・・>八頭姉(懐疑の視線

八頭>・・・ほんとだもん!!私のSSとPODの何処に煩悩が?>風倉

メフィスト>や、八頭さんのキャラ、というか言葉遣いが違う!?(マテ

風倉>いや、八頭姉の存在自体が煩悩で>八頭姉(ぉ

八頭>なにか案があったら書かせてもらうね〜>外伝

しょうへい>『まだ』暴走してないよ、クリアリア・バイアステン風に言うと潜在性は否定できないんだよ(笑

メフィスト>あ、俺書きたい〜♪>外伝

八頭>2人とも・・チャットで覚えてなさい♪(嬢王様化>風倉&メフィスト

風倉>・・・・・・煩悩ない人間が猫耳(自画像)なんて書くかよ(ポソリ

しょうへい>自由意志で書いてOK>外伝、その際5話の間だったら、ACT-#5.○○とするわけね。

八頭>そんな・・あっでもしょうへいは知ってるんだよねぇ(汗>『まだ』暴走

八頭>こりゃぁ!!それはPODに関係無いよぉ!!>風倉

八頭>了解だよぉ〜>外伝

しょうへい>後から足して入ってもOK、つまり、ACTの間に99話は外伝が入ると(無理だ

風倉>イェッサー>しょうやん

八頭>無理は出来ませんよ(汗

しょうへい>ほのぼの系にするか殺伐系にするかは個人の自由、しかし、尾は引かないようにね。 

風倉>でさ、一つ言っていいかな?>ALL

メフィスト>ニヤァ>外伝

八頭>なんですかぁ?

風倉>この会話をPOD4話の後ろにくっつける訳?>ALL

八頭>あとがき座談会ですから・・そうなりますねぇ

しょうへい>そうだよぉ(高級そうなソファにすわり、右手でワイングラスを持ち、左手で座っている黒豹を撫でながら)

風倉>・・・・・・はい、先生!!>しょうやん(ぇ

しょうへい>はい。風やん君(ぇー

風倉>もうちょい、真面目に会話しませんか!?>ALL(無理)(マテ
八頭>え〜真面目じゃなかったの?

しょうへい>うっ(グサッ

風倉>いや、だってさ、何か真面目って感じじゃないじゃん?>ALL

八頭>でも座談会だしねぇ・・・

しょうへい>如何程に?>真面目

風倉>いやさ、本音を言うと、俺あんまし時間ないし>ALL(汗 

メフィスト>俺はすっごく真面目だぞ!これでも煩悩を89%(当社比)抑えてるんだ!(ぇ?

しょうへい>OK。わかったよ。

風倉>超が付くぐらいに>しょうやん

八頭>うわっ!?個人的理由?

風倉>ああ、そうだよ、それの何が悪い!!!>八頭姉(逆切れ)(ォィ

八頭>まぁ・・真面目にしますか

しょうへい>時間は大切だよ、今日も学校から帰って4時間は寝ていたからねぇ、はっはっは(爆

八頭>風倉さんの頼みですものね♪

風倉>ありがとう>八頭姉 

八頭>いえいえ〜

メフィスト>それは大切にしたとは言わないよ(ボソ>しょう

八頭>では、超真面目モードで行って見よう♪(何気に司会者

しょうへい>(;´∀`) 司会を乗っ取られた?(汗

風倉>じゃあ、早速今回の4話についての感想を大元締めさんに聞いてみましょう>しょうやん

しょうへい>感想・・・ですか・・・

風倉>はい、感想を>しょうやん(マイクを向けて

しょうへい>まぁ、風倉パワーで『えっち』度146.15634%UPってとこでしょうかね。 

八頭>えっち度って・・・そんなぁ(赤面

風倉>Σ( ̄□ ̄|||)ソ、ソレヲイウナーーー!!!

メフィスト>あ、それ言えてる。急にえっちになったもんねぇ(爆死)

しょうへい><(`×´)> 「エッチなのはいけないと思います!」

八頭>まぁ、下はここぐらいで・・そういえばこの4話が1番参加者が多いですよね?

風倉>う・・・う・・・う・・・・・・・・・(部屋の隅で号泣

しょうへい>ですねぇ、やっぱ「えっち」さに惹かれるんでしょうか(冷たい瞳でメフィ兄を見据える

風倉>わり、そろそろ本気で落ち

メフィスト>ま、大丈夫さ。これからこういうのが普通になるから(風やんの肩を叩く

しょうへい>んあ、オチッすかい、じゃぁね、風やん、またの機会に

メフィスト>Σ( ̄□ ̄)何故俺を見る!?

風倉>それじゃ

八頭>また、会いましょうね〜♪

メフィスト>おやすみ〜

しょうへい>一人減ってしまいましたが。続行します

八頭>はい

しょうへい>まぁ、えっち度数が上昇することは男性人としては嬉しいもんね?>兄

八頭>やっぱり、男性ってああいったシーンが好きなんですか?

メフィスト>ふ、それに嬉しくならない奴は男ではない!(爆)

しょうへい>ヽ(゜∀゜)ノ ワショーイな状態なんでしょう?>兄

八頭>うぅ・・・2人ともケダモノだよぅ(泣

しょうへい>俺は男じゃないのか・・・(撃沈

メフィスト>『エヘエヘ』な状態だよw

しょうへい>もうちょっとねぇ・・・

八頭>すいません・・・ついていけません(汗 

しょうへい>ディスプレイの前の人がニヤケルような小説を書こうぜ!!(ぉぃ

メフィスト>嘘をつけ!(爆死)>八頭さん

八頭>・・・・ちっ

しょうへい>個人的にはもっとハードなのが好き(黙れ

八頭>なんかPODが凄いSSになりますよ?それ・・・>しょうへい

しょうへい>はぁ、PODを劇場版までもってって、それからアフター書くのも良いかな・・・

八頭>26話+だから・・本当に50行きそうですね 

しょうへい>劇場版を書くんなら主人公はアキトで、セレス出番ねぇ・・

八頭>そうだよねぇ・・えっ?劇場版はそのままにするの?

メフィスト>そなの?

しょうへい>セレスもユリカと一緒に人間ナビになってもらおうかな・・・(非情

八頭>え〜それ良くないなぁ・・

八頭>やっぱり、アキト君には自分とは同じ体験をさせたくないから、必死で事故とか止めると思うけど・・・

メフィスト>未来から来た経験生かされて無いじゃん!(爆死)

しょうへい>あぁ、でもセレスが捕まるわけもなさそうだからなぁ、アキトと一緒に行動させるか、あ、でも終わったらラピスと融合して過去入っちゃうからなぁ・・・

八頭>なんか複雑になるね(汗

八頭>で・・・ちょっと疑問だけど・・これってPOD4話のあとがきだよねぇ?

しょうへい>そういえばそうだよね、未来から来たんだから知ってるわけじゃん、なら木蓮の草壁とかを終盤で殺しておこうかな・・・
 
八頭>あっそれ反対>殺す

しょうへい>うぇ?どして?>やずさん

メフィスト>あ、俺もなんとなく反対。PODは萌えであってダークではないから(ぉ

八頭>ん?だって0話で血に汚れてしまった・・とか書いてるんだよ?また汚れるの?

しょうへい>うみゅ、じゃ、さりげなくクリムゾン潰す(苦笑

八頭>人は殺しちゃだめだよぉ♪

しょうへい>明人たちの為に自分を汚れ役にさせるかもしれない>セレス

八頭>さて、これは『今後のPODについて』って事で、取り合えず4話の座談に戻りましょう♪

しょうへい>ストップ(これに対して返信しないで(ログが消えそう

しょうへい>はぁ、OKっす〜

八頭>うきゃ〜

メフィスト>ういっすw 

しょうへい>やずさんの言うとおり、座談会に戻るべぇ〜

メフィスト>って、4話の座談会でどんなことはなしてたか忘れちゃったよ(爆死)

八頭>取り合えず・・今回1番参加者が多くないですか?

メフィスト>そなの?俺は今回が初めてだからよくわかんないけど

しょうへい>拘束制御術式1号2号3号解放、目前敵の完全沈黙までの間限定解除開始・・・(兄を見ながら

八頭>はいはい、余計なのはだめでよぉ?(鞭をピシッ 

メフィスト>いや、意味わからねけよ(苦笑)

しょうへい>最初は俺とやずさん、次が俺とやずさんとSHOWさんだもんねぇ。。。

しょうへい>Σ(=∀=;)> >鞭

八頭>と、考えると今回は4人・・・多い(汗

メフィスト>へぇ、そんじゃ今回は結構多いんだ

メフィスト>だからか、こんなに毒電波が詰まっているのは(爆死)

しょうへい>そうなの、その分煩悩が(撲殺

八頭>私は煩悩を出してませんが?

メフィスト>『今回は出してない』でしょう?(爆死)

しょうへい>さっきまでここにいた人さ・・・(遠い眼

八頭>今回もです♪(笑顔で鞭>メフィ

しょうへい>しかもギャグのところにまでシリアスを入れてしまう俺に乾杯(血涙)

八頭>私は好きだけどなァ?

しょうへい>ギャグの為に在る外伝までシリアスを入れてしまっているんですぅ・・・

メフィスト>いや、そのギャグとエロがナイs(強制終了

八頭>それはねぇ・・う〜んギャグ(御笑いに対する愛)が足りないのよ

しょうへい>どんなのだよ(苦笑)

八頭>隠れてない隠れてない>メフィスト

八頭>まぁ、もうちょっと私の1発ギャグのように御笑いを研究しなきゃ>しょうへい

しょうへい>魔界倶楽部総裁 星野ルリ というネタを入れたい・・・

メフィスト>やぱっり隠せてなかった?(笑)

メフィスト>どういうネタだよ(笑)

しょうへい>ああ、やずさんの(風がいきなり吹く)・・・さっびぃ・・・

八頭>こりゃ、かなり趣味に走っちゃうよ?>しょうへい 

八頭>・・・私のギャグは無敵だァ!!  隣の(以下強制終了決定)

メフィスト>はいはい。夏なのに凍死するからやめようねぇ(爆死)

しょうへい>兄兄、土曜日の深夜、1時55分から親日プロレスみてみ、星野総裁ってお方がいらっしゃるから。

八頭>うぅ・・私のギャグがぁ・・・・(泣 

メフィスト>寝てるよぉ(爆死)

しょうへい>むぅ、そうなのか・・・

八頭>って!!またズレテル

しょうへい>まぁ、座談会で「STO!!」げはぁっ!

しょうへい>俺の脳内にいる天使が精神にダメージを・・・(吐血

メフィスト>軌道修正が大変だなぁ(笑)

八頭>まぁ・・・座談だしねぇ

しょうへい>とりあえず座ろうよ(何?

八頭>そだねぇ♪(体育座り

しょうへい>どっこいしょ・・・(倒立

八頭>座ってない!!

八頭>倒立だよ手!!手だよ!!

しょうへい>良い突っ込みだ・・・(笑

メフィスト>さて、暴走してる奴はほっといて(正座で座ってお茶を用意

メフィスト>う〜ん、さすが八頭さん、萌える座り方というものを理解している(ぉぃ

八頭>ねぇ?正直この会話で、あとがき書けるの?

八頭>あはは〜♪>メフィスト

八頭>・・・・・ねぇPOD4話座談会だよねぇ?

しょうへい>ダイモンワームが強いんです(シクシク

メフィスト>完全に話が明後日の方イッテルな(笑)

しょうへい>さて、戻ろうか、フツーの会話に。

八頭>そうそう普通に普通に

メフィスト>普通が一番(しょう)

しょうへい>俺って普通じゃなかったんだぁ・・・へぇー、ふぅーん・・・・(轟沈 

メフィスト>しょう→笑ね

八頭>ふつうだよぉ

しょうへい>会話も滞ってきているから今回はこれくらいでお開きにしようか?

メフィスト>だね、なんだかんだ言ってもかぜやんもいないし

八頭>そうですねぇ

しょうへい>・・・(←といってもしっかりログとっている奴

八頭>試作型でいいから出来たら見せてくださいね

しょうへい>では、POD4話座談会はこれにて終了。 

しょうへい>OKです>やずさん

しょうへい>お疲れ様でした〜

メフィスト>んじゃ、おやすみ〜

しょうへい>今度は真面目な話題をしようね?





会話終了。










総作者、しょうへいの愚痴…



突然の変わりようにおどろいている読者様。
心中お察ししますが、これからの展開はTV放送バージョンにセレスとギャグを上乗せしてシナリオを見直したものとなります。
これを読んだ方、ディスプレイの前の貴方。
感想を待っています。
共同で書いているので皆さんに『面白かった』の一言でも書いていただければ俄然やる気が出ますので(苦笑
あと、この小説に対する要望、希望なども待っています。

では、次回のACT-#05でお会いしましょう。













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